「竹頭」とは竹の切れ端のことで,「木屑」とは木のけずりくずのことです。 細かなことも疎かにしないことを表わしています。 中国,晋の陶侃が船を造ったとき,木や竹の屑をとっておき,その後,正月元旦の朝賀の際に雪が降ってぬかるんだ道に木屑をまいた。また桓温が蜀を伐つ軍を起こしたときには,竹の切れ端で釘をつくって船を修繕してそれぞれを役立てたという故事から生まれた言葉です。