池魚(ちぎょ)の災(わざわい)

 思いもよらいな災難に巻き込まれることを表わします。特に火事で類焼に遭うことを指します。

 池に沈んだ宝珠を得ようとして池をさらったため,中の魚がすべて死んでしまったという故事から生まれた言葉です。
 他にも,城門の火事を消すために池の水をくみ干して池の魚が死んでしまったという話も残っています。