月(つき)に叢雲(むらくも)花(はな)に風(かぜ)
月が出ると幾重にも群がった雲が覆いかくし,花が咲くと風が吹いて散らしてしまうという意味です。好事にはとかく邪魔が入りやすいこと,浮世のままならぬことを表わしています。