露(つゆ)に触(ふ)れて葵(き)を掐(つみと)らず,
日中(にっちゅう)には韭(きゅう)を剪(き)らず

 「葵」とは野菜の名前です。
 朝露のまだかわかないうちに葵をとるものではなく,真昼に韮を切るものではないという意味です。すべて物事にはそれにふさわしい時機と方法があるということを表わしています。