鄭家(ていか)の奴(やっこ)は詩(し)をうたう

 「鄭家」とは,中国の後漢の学者,鄭玄の家のことで,その学派や学説も指します。
 鄭玄の家の使用人は習いもしないのに詩経を覚えて,それが普段の会話にも出てくるという意味です。いつも見聞していると自然に覚えてしまうことを表わしています。

  「門前の小僧習わぬ経を読む」も同義です。