庭訓(ていきん)三月(さんがつ)
四書(ししょ)大学(だいがく)

 「庭訓」とは「庭訓往来」のことで,江戸時代には寺子屋の教科書のようなもので,「四書」は「大学」「中庸」「論語」「孟子」の4つの書物を総称したものです。
 「庭訓往来」は三月のころに,「四書」は最初の「大学」でやめてしまうという意味です。学問をしてもすぐに飽きて長続きしないことを表わしています。