優秀な門下生がたくさんいることを表わしています。 中国の春秋時代,魯の人陽虎が,自ら育てた弟子にそむかれたとき,「今後は弟子を養成することはしない。」と嘆いた。すると晋の趙鞅は,「賢者のみが受けた恩に対して報ずることができるのであって,不肖ものではそれはかなわない。桃李を植えれば,夏にはその木陰で憩うことができ,秋にはその実を食べられる。しかし浜菱(ハマビシ)を植えたのでは,夏には憩うこともできないし,秋にはとげを得るだけだ。」と言ったという故事から生まれた言葉です。