濡(ぬ)れぬ先(さき)こそ露(つゆ)をも厭(いと)え

 濡れる前には露がかかるのも嫌うが,一度濡れてしまうと濡れることに構わなくなってしまうので,濡れる前に十分注意して濡れないように気をつけろという意味です。
 はじめは恐れていた過ちも一度犯すと,それ以上のひどい過ちもはばからなくなってしまうので,それを諫めた言葉です。