嚢砂(のうしゃ)背水(はいすい)

 前漢の高祖の家臣である韓信が試みた兵法の「嚢砂の計」と「背水の陣」のことです。

 「嚢砂の計」とは土嚢を積んで川の上流を堰き止め,敵陣が川を渡るときに一度に水を流して敵を破る計画のことです。
 「背水の陣」とは川や海を背にして,後退ができない状態の決死の陣を立てることです。