髪(はつ)を截(た)ちて酒(さけ)に易(か)う

 髪を切って売り,酒食を買って大切な客をもてなすという意味で,苦心して客をもてなすことを表わしています。

 東晋の陶侃は家が貧しかったので,その母が自分の髪を切って酒と取りかえ,客をもてなしたという故事からできました。