福(ふく)重(かさ)ねて至(いた)らず,
禍(か)必(かなら)ず重(かさ)ねて来(き)たる

 よい事は油断しているとたちまち去って,再び起こらないものであるし,悪い事は一度あると必ずまた起こるものであるという意味です。後日の備えを怠っていると,どうにもならない災いに見舞われてしまうことを表わしています。