揚州(ようしゅう)の鶴(つる)

 一人でいいことをすべて独占したいと願うことを表しています。

 人が集まって各自の願いを述べたとき,一人は揚州の刺史になりたいと言い,一人は財産家になりたいと言い,また一人は鶴に乗って空を飛びたいと言った。すると別の一人が「腰に十万貫の財をつけ,鶴に乗って揚州の空を飛び,この3つを一人で兼ねたい。」と言ったという故事から生まれた言葉です。