老いた馬は独自の知恵を持っていて,道の判断は正確で迷うことがないという意味です。 ものにはそれぞれ学ぶべき点のあることを表しています。 斉の桓公が孤竹を討っての帰り,来たときの春とは異なった冬の道に迷ったとき,名臣管仲の進言を受け入れて老馬を放ち,その馬に導かれて道を見いだしたという故事によります。