「ニトベハラボソツリアブ」は北海道から九州にかけて分布するツリアブ科のアブです。成虫の出現時期は7月から10月で,低山の薄暗い林縁部などで見ることができます。 細長い体で後脚が異様に長いのが特徴です。「スズキハラボソツリアブ」によく似ていますが,本種のほうがやや小さく,後脚の先が黒くなっています。また触角の根元が,スズキハラボソツリアブは黒色ですが,本種は黄色くなっています。 →スズキハラボソツリアブ