「カクムネベニボタル」は本州から九州にかけて分布するベニボタル科の甲虫です。成虫の出現時期は5月から8月で,林縁部などで見ることができます。 上翅は朱赤色で,前胸背部は四角形で黒色をしています。雄の触角は櫛状をしており,雌は鋸状をしています。「クシヒゲベニボタル」に似ていますが,上翅表面の縦条線が,クシヒゲベニボタルは4本に対し,カクムネベニボタルは9本あります。 →クシヒゲベニボタル