「オツネントンボ」は北海道から九州北部にかけて分布するアオイトトンボ科オツネントンボ亜科のトンボです。成虫のまま越冬するのでほぼ一年中成虫を見ることができます。
体色は淡い褐色で,雌雄とも春に複眼が青くなるだけで体色の変化はほとんどありません。「ホソミオツネントンボ」によく似ていますが,胸部背部にある褐色部分がホソミオツネントンボは曲がっているのに対しオツネントンボは真っ直ぐになります。またホソミオツネントンボの雌が前翅と後翅の縁紋が重なるのに対し,オツネントンボはずれています。
→ホソミオツネントンボ