「ゼニアオイ」はヨーロッパ原産のアオイ目アオイ科ゼニアオイ属の多年草です。日本には江戸時代に観賞用として渡来し,現在では野生化しているものもあります。 草丈は60cmから150cm程度で,茎は下部で分枝し直立します。葉は円形で浅く5裂から9裂します。花期は6月から8月で,淡紫色の花を咲かせます。本種は「ウスベニアオイ」に似ていますが,本種の葉が浅裂するのに対し,ウスベニアオイはゼニアオイより深く裂けます。 →ウスベニアオイ