「テッポウユリ」は九州南部から南西諸島にかけて分布するユリ目ユリ科ユリ属の多年草です。日本固有種であり,各地で観賞用として植栽され,草丈は50cmから1m程度になります。 葉は長楕円形で対生します。花期は自生地では4月から6月ですが,東日本では6月から8月に茎の先端に白く細長い花を咲かせます。似た種類に「タカサゴユリ」がありますが,タカサゴユリは本種より大型で葉が線形をしていることで見分けることができます。 →タカサゴユリ