「フユノハナワラビ」は北海道から九州にかけて分布するハナヤスリ目ハナヤスリ科ハナワラビ属の冬緑性シダ植物です。日当たりよい山野などで見ることができ,草丈は15cmから50cm程度になります。 夏の間は地上に姿を現しませんが,秋になると栄養葉と胞子葉を伸ばします。栄養葉は3裂しながら伸びていき,胞子葉は直立して円錐状に丸い胞子嚢をたくさんつけます。 →オオハナワラビ
葉の縁には鋸歯があり,葉の先はやや丸くなっています。
写真を撮った場所では,群生していました。